もらって困る贈り物1:結婚式の引き出物

もらって困る贈り物で良く取り立たされるのが結婚式に参加した際に頂く引き出物です。具体的にどのような引き出物を頂く方は困ると感じているのでしょうか。
やはり挙式からの帰りに持ち帰る引き出物なので、重いもの、かさばるもの、壊れものを困る引き出物と感じる人が多いようです。遠方から来られている方もいらっしゃるでしょうし、また挙式の後には二次会などへ直接移動し荷物をそのまま持って動かなければいけない場合も少なくありません。移動が多い人や長距離移動する方のことを考慮することが大切ですね。
また、次に困ると感じる贈り物で多いのが新郎新婦の名前が刻まれている贈り物です。写真が入っているものも同じようにもらって困る贈り物のようです。お部屋の中においておくものでも、やはり名前が入っていると使いづらいもの、また写真が入っている物は飾るにも親族でもありませんし、処理のしようがないと感じるようです。不要になった場合も名前が入っているとリサイクルショップなどで処理できないという意見も多いようです。
カタログギフトは喜ばれる引き出物の代表格と思いがちですが、中には時間がたつと誰の引き出物だったか忘れてしまうという理由や、無機質な感じがするという理由で困るというよりも、カタログギフトをあまりよく思っていない方も意外にいたりします。
万人に喜ばれる引き出物を選ぶのは非常に難しいことであるのは確かです。しかし、引き出物を選ぶ時点で、挙式に参加して頂く方々の年齢層や未婚者、既婚者の別などを理解することは、喜ばれる引き出物選びに少しは役に立つのではないでしょうか。年齢層により、引き出物に対する考えの違いも出てくるはずです。年配の方が多い場合は、持ち運びが楽で、新郎新婦の結婚の引き出物であることを思い出してくれる引き出物に、年齢の若い方が多い場合は現代的に、既婚者が多い場合は実用性を重視した引き出物にするなどいろいろとヒントになることも多いはずです。引き出物は地域性も色濃く影響する贈り物ですが、そうした面も品物を選ぶ際のポイントにしてもいいかも知れません。